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第3回大槌町総合教育会議②

「けやき共育」の進捗状況について

 ① 令和6年度「けやき共育」取組状況
  ・けやき共育の運営
  ・ことばの幼児教室の運営
 ② 先進地視察報告
 ③ 児童・生徒の状況
 ④ 来年度の推進計画

①令和6年度「けやき共育」取組状況 

 今年度のけやき共育の取組状況を、大槌町スクールソーシャルワーカーである南SSWと幼児ことばの教室の東支援員より説明しました。 

※訪問指導とは、町内私立の6園の年長・年中の園児を対象に年10回訪問指導するものです。


②先進地視察報告

 先進地視察は、照井指導主事より報告しました。

  先進地視察に参加した先生方は、早速、学びの成果を生かし取組や来年度に向けた計画を作成しています。
 吉里吉里学園小学部では、チーム担任制の一部導入、大槌学園では、来年度、小中一貫教育4-3-2制の充実と単元別自由進度学習を生かせる教育課程の計画作成中(詳細については、まとまった時点でお知らせします。)


③児童・生徒の状況

 児童・生徒の状況は、アンケート調査の結果と不登校児童・生徒の出現率について、報告しました。
 「学校に行くのはたのしいですか」「いじめはどんなことがあつてもいけないことだとおもいますか」の問いに対して、強い肯定的な回答が国・県を上回っています。逆に、「自分にはよいところかありますか」の問いに対して、強い肯定的な回答が国・県を下回っていました。
 全体的に強い肯定的な回答が昨年の同時期よりも増えていることが大きな成果といえます。
 不登校児童・生徒は今年度も増加しており、特に、前期(1~6年生)が増加していました。


④来年度の推進計画

 今年度は、不登校児童・生徒の支援体制の構築に重点が置かれましたが、来年度は、不登校児童・生徒を未然に防ぐ取組に重点を置く計画です。特にも、大槌町のすべての子供達のウェルビーイングの実現のため、先生方の研修に力を入れる予定です。
 また、先進地視察を行った先生方が、学んだ成果を前向きに実践に生かしていることから、引き続き先進地視察を充実させ、各学園の魅力化につなげていきたいと考えています。